目覚めた人は十人十色

もうひとつコロナ禍で気付いた事。

それは、目覚めた人、いわゆるメディアの洗脳が解けた人というのは、自分の頭で考えているので、その考え方は本当に十人十色だという事。

 

当然と言えば当然なんですけどね。

 

まあ何が言いたいかと言うと、あ!この人は仲間だ!同じ考え方の人だ!と思ってその人の考え方を見ていくと、例えばコロナ以外の事で私が常々おかしいなと思っていたことを、めちゃくちゃ肯定していたりする。

だいたいそれは根本的に支持政党が違うというか、右よりか左よりかだったりするのに基づいてるのが多かったりもするんだけど、それってコロナ脳には右も左もないんだなぁと改めて気付くポイントでもあったりするわけですが。

 

しかしこれもまた、過剰なコロナ対策のバカバカしさを指摘する時に、こちら側の弱みになるポイントでもあると思うんですよ。

と言うのは、当然洗脳されちゃってる人たちはみんな同じ意見を持って、同じ意見で戦っていますよね。ま、それが自分の意見じゃなくて洗脳によって植え付けられた意見だと本人は気付いてないんですが。

 

それに対して、こっちは十人十色なもんだから、じゃあこのコロナが怖ろしい病気じゃないとすれば、ただの風邪みたいなものだと言うなら、いったい誰が何のために世界中でこんな騒ぎをしているの?その目的はなに?と言われたときに、これだ!と示せる答えもまた人それぞれだったりするのでイマイチ説得力に欠ける。

 

それがまさに、昨日書いたように、イルミナティだのカバールだの、キルゲイツの人口削減計画だの主張する人もいれば、いや、あくまでも日本国内の対策が間違っているだけであって、海外では確かに猛威を振るっているという認識の人もいるし、もっと小さい規模で考えている人だと、小池百合子が次期選挙で勝つためにやっているとか、大阪維新の会がどうのこうのであったりとか、まぁ、みなさん色んな意見があって、みんな共通でこれだと言えるものが何もない。

 

私自身、自分の身近な人とこの件で言い争いになる時は、「確かにあなたの言ってることは一理ある。でも、だったらこっちが納得できるようなコロナが茶番である証拠を出してくださいよ。」と言われてしまう。

いや、私だってだれが何のためにこんな騒ぎを起こしているのか知れるもんなら知りたいよ。

だからこれって結局、誰かの、というかどこかの組織の陰謀なんですよ。陰謀論じゃなくてね。

陰謀を仕掛ける人がはっきりと尻尾を出すわけないし、誰がやっているかわからないから陰謀なわけで。何かがおかしい、これは誰かの陰謀だ!わたしたちは嵌められているんだ!と声を上げることが出来ない世の中になっている。なぜなら、陰謀というものは存在せず、陰謀だ!と声を上げる人は「陰謀論者」で片付けられてしまうから。

 

いったいいつ頃から、陰謀論と言う言葉が出てきて、どのような過程で陰謀が陰謀論にすり替えられたのかというところから考えていくと、もしかするともっとはっきりとしたものが見えてくるのかもしれない。