見出しの一行だけで思考は操れる

またこれはおかしいなと思うニュース。

ここ数日はコロナをしのぐ勢いで騒がれている森さんの失言問題。

 

はっきり言って私はもうニュースの見出しを見ただけで、あぁまたいつもの切り取りだろうなと思いました。

 

それでもまだ、全文を見てもやっぱりおかしいと思いますって主張する声まである。

 

確かに女性に対する偏見と取れる内容ではあったし、立場上もう少し慎重に発言するべきなのは分かるけれど、ここまでの総攻撃で批判して辞任にまで追い込むほどの事では決してないと思う。

 

もし、ニュースの見出しに「森喜朗さんの発言」とだけ書いて全文を掲載し、このようにおっしゃられていました。だけだったら世間はどんな反応をしただろう。

 

と言うかそもそも、私たちはこういったメディアのかたちに慣らされてしまって、多くの情報の中から自分でその内容を正確に読み取るという能力を奪われてしまっているのかもしれない。

もしくは、そうやって情報を読み取る能力がある人というのはそもそも少数で、分かりやすい見出しを付けることで一般人も広く情報収集ができるようになったという側面もあるのかもしれないですが。

 

 

やっぱり見出しで受けた第一印象を変えることが出来ない人が圧倒的に多いというイメージがある。

【涙が止まらない】と頭についたタイトルの読み物を読むと、大した内容じゃないのに本当に泣いてしまう人って、多分いるんだろうなというのも納得。

 

コロナも実はそうなんじゃないかと思っているのが、パンデミックの初期のころに、歩行中の男性が突然倒れて、全身痙攣させながらそのまま死ぬという動画が全世界に出回りましたよね。

その後、あれは誤報でしたとか、コロナと関係ありませんでしたという報道はどこもしてないんですよ。なので、その洗脳は解かれていないわけですよ。

あのイメージが深層心理の奥深い所に横たわっていて、それ以降はもう、どんなに無症状がほとんどだと言われようが、若者はほとんど死んでいないと言われようが、例年のインフルエンザよりも大したことないというデータを見せられようが、「コロナは死のウイルス」というイメージがどうしても拭い去れないんじゃないか?

 

今でも不思議なんだけど、あの映像は何だったんだろう。

そして、誰が何のために?

こういう所がやっぱり陰謀めいているんですよ。しつこいようですが、陰謀なんですよ。陰謀論じゃなくてね。

 

ホイシンソースと言う中華料理の調味料があって、中国語では海鮮醤と書くんですが、名前に海鮮と入っているものの材料に魚介類は入っておらず、大豆やスパイス、ニンニクなどで作られた甘味噌という感じ。

しかしこれを実際に食べた人が、うーん、ちょっと海鮮の独特の風味が私はちょっと苦手だったなと言う感想。

名前に海鮮とついているだけで、舌なのか嗅覚なのかわかりませんが、勝手にありもしない魚介類の風味を感じ取ってしまう人が実際にいるわけです。

 

ニュースの見出しとか、報道の仕方1つで人間の考えや行動をコントロールするなんて、いともたやすいことなんでしょうね。